本質的な狙い
寄り付きからじわじわと上げてきた銘柄が、10時の手仕舞いタイムで崩れず、
むしろ出来高を伴ってブレイクしてくる動きを捉える。
「10時を越えても崩れない=買いが本物」であることの確認が重要。
特徴と構造
この形は「出来高陽線 → フラットベース → ブレイク」型の兄弟パターン。
違いは、
- ギャップアップではなく寄り付きからのジリ上げで始まること
- 10時が明確な分岐点となっていること
時系列での流れ
時間帯 | 状況 | 解釈 |
---|---|---|
9:00〜9:45 | 出来高を伴ってじわじわ上昇(または陽線が連続) | 買いが強く、売り板を吸収している |
9:45〜10:00 | 高値圏で横ばい/VWAP上キープ | 押しが浅く、買いが溜まっている状態 |
10:00〜10:20 | 出来高を伴って上抜け | 本物のブレイク。エントリーポイント |
エントリーポイント
- 10:05〜10:15ごろに出来高を伴って上抜けてきたタイミング
- 上抜けの1本目で入るか、2本目の陽線で乗る(※ロットは状況に応じて調整)
- VWAPをしっかり上でキープしていることが重要
損切りポイント
- 10時台のブレイク足の始値割れ
- またはVWAP明確割れで撤退
チェックポイント
- 押しが浅く、高値圏でヨコヨコしているか?
- 出来高がブレイク直前に跳ねているか?
- ブレイクの瞬間に陽線+出来高増加が見られるか?
- VWAPを下回っていないか?
既存手法との関係
- 「出来高陽線+フラットベース(ギャップスタートブレイク)」のバリエーション
- 「日足節目ブレイク順張り(メンター式)」と重なるケースあり
- 「9:45息切れショート」とは真逆の構造を持つ
メモ
- 出来高が跳ねないブレイクはフェイクの可能性高め
- 初動で入れなくても、2本目の陽線 or 押しからの再ブレイクでも狙える
- 日足でのレジスタンス上抜けが近い場合は勝率アップ
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