🟦 日足節目ブレイク順張り
🔰 概要
この手法は、基本的に寄り付きで狙うことを前提とする。寄付き直後は出来高が多く、ブレイクが発生しやすいためである。
日足チャートにおいて、明確な節目(レジスタンス/サポート)をブレイクした方向にエントリーする順張り手法。トレンド初動や節目抜けの勢いを狙い、買い・売り両対応で活用できる。
✅ エントリー条件(買い or 空売り)
買いで使う場合 | 空売りで使う場合 |
---|---|
日足で明確な**レジスタンスライン(高値・ラウンドナンバーなど)**がある | 日足で明確な**サポートライン(安値・節目など)**がある |
寄付きがその節目の下にある | 寄付きがその節目の上にある |
その節目を明確に上抜けたタイミングでエントリー | その節目を明確に下抜けたタイミングでエントリー |
出来高が伴えば信頼度アップ | 同左 |
📈 エントリータイミング
節目ラインに「1ティック」上抜け/下抜けで成行エントリー
分足(例:3分足)で陽線/陰線の実体ブレイク確認で入るのも可
板や出来高でフェイクを警戒しつつ、初動を見逃さない反応速度がカギ
🎯 利確・損切りルール(共通)
項目 | 内容 |
利確 | ブレイク方向に走った後、次に意識される日足の節目・価格帯を目安に利確する。反転サイン(上ヒゲ・下ヒゲ・包み足など)が出た場合も早めの撤退を検討する。 |
損切り | ブレイク後すぐに反転し、節目ラインを明確に割り返した/戻した場合に即撤退(損切り幅の目安はチャート形状やボラティリティに応じて柔軟に判断) |
⚠️ 重要な注意点
節目の“手前”に強い抵抗線(or支持線)がある場合、 - 寄付き時点でそのラインをすでにブレイクしていることがエントリー条件となる。 - 例:SHIFTで1300円がブレイクポイントでも、直下に75MAがあり、寄り付きが75MAを下回っていれば、1300円を超えても本手法での買いエントリーは不可。
- 例:SHIFTで1300円がブレイクポイントでも、直下に75MAがあり抜けていなければ買いエントリー不可ブレイクの「分足」が長すぎる場合はエントリーを見送る
- 長大陽線/陰線で一気に抜けた場合、リスクが大きすぎて本手法のエントリー条件から外れる
- 理由:損切り幅が大きくなりやすく、勢いも続きにくいことが多いため抜けたことの「裏付け」を取るのは実戦上困難なため、早めの損切りで対応する
- 実際の値動きは非常に速く、出来高や分足の確定を待つとエントリータイミングを逃す
- よって、「裏付け」を待つのではなく、ブレイクを信じて入った上で、即座に反転したら損切るというスタンスを取る
- 節目にタッチしただけのヒゲ抜け、板薄の滑り抜けは信頼度が低い節目を一度抜けたあと「戻してから再度高値超え」のパターンでもエントリー可
- 条件:ブレイク直後に節目の下に戻したが、数本(≒10分以内)で再びその高値を更新した場合 - この場合は「初動のブレイクはフェイクではなく、調整後の本ブレイク」と判断できる
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