📘 9:45息切れショート
● 手法の概要
寄付き後に急騰した銘柄が、9:45〜10:00の間に高値を更新できず、息切れしてヨコヨコ〜下落に転じるパターンを狙うショート手法。
「出来高陽線からのフラットベース」の逆パターンと捉えており、 高値圏での横ばい推移の中で、なるべく高い位置で小ロットを仕込み、下へのブレイクで追加エントリーする。
● エントリー条件
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前場の早い段階で急騰している(GU、陽線連発など)
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9:45〜10:00の間で高値更新が止まり、横ばい〜じり下げ状態
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範囲の狭いレンジを形成しており、そのレンジ内で一番高そうな位置で小ロット売りを入れる
● 追加エントリー条件
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仕込んだ後、下方レンジブレイクやMA割れなど、明確な弱含みのサインが出たら追加ショート
● 損切りルール(2段階)
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高値更新したとしても、陽線が弱ければ少し引っ張る
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例:上ヒゲ陰線や小陽線 → 続投OK
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高値更新後、実体陽線が連続したら損切り候補(特に2連続陽線は即カット)
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10:05までに下落が始まらなければ撤退(時間損切り)
● 利確ルール
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利確はVWAP、25MA、朝の押し目、直近安値などを節目に判断
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利確目標の8割到達でOK
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明確な反転の兆しが出たら利確
● チャートパターンの一例(2025年4月21日)
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神戸物産:9:24に4,439円の高値を付けた後、9:45〜10:00の間で高値更新できずヨコヨコ。10:00以降に下落開始。
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SHIFT:9:36に1,287円の高値をつけた後、9:45〜10:00で高値更新できずに1,286円のレンジ。10:03以降に明確に崩れる動き。
● 備考
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フェイクで戻すケースも多いため、完全に抜けたと思っても一呼吸置いて様子を見る方がよい
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出口戦略は時間ベース+足の強さで判断
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エントリーは「当てにいく」のではなく、「形が崩れるならラッキーで当たる」という意識で仕込む
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