概要
インパクトのある事象が発生し、方向性が決まったあと、すぐに飛び乗るのではなく、一度保ち合いを挟んでからの“安値割れ(二段目)”でエントリーする手法。
「第一波は逃したけど、まだ取れる」パターンを狙う、順張りスタイル。
使用する時間軸
- 3分足でのみ判断
- セカンドブレイクは動きが速いのが前提のため、5分足は使わない
エントリー条件
- インパクトのある事象発生
-
その後、3分足で2~5本程度の保ち合い(ヨコヨコ or 軽いリバ)
- ※10本(30分)など長い保ち合いはNG
- ※ただし、ダウンペナント等分足フォーメーションを適用できる形になっている場合は別手法扱い
- 保ち合いの下限(=直近安値)を割った瞬間に成行で売りエントリー
■ 個別銘柄の場合
-
「割れた位置から次の節目までの距離が遠い」ことが前提
- → ロング勢が「ここ割れたらヤバい」と感じるような価格帯を割った場面を狙う
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利確目標:
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次の日足の節目
- 明確な価格節目(キリ番など)
- 直前の保ち合いの上限(戻しの目安)
- 保ち合った高さと同じ値幅。
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- そこまでの8割を取れればOK
- 反転の兆し(下げ止まり陽線・コマ足・出来高ピークアウトなど)が出たら即利確
■ 日経平均レバレッジETFの場合
- 「次の節目までの距離」は気にしない
- セカンドブレイクが高確率で発生するため、形が出れば狙う
損切りルール
-
エントリー直後の足の終値が割ったラインの上に戻しそうになったら損切り
- → ヒゲではなく、実体ベースでのブレイク否定を察知した時点で切る
- 足の確定は待たず、戻しそうと感じた瞬間に即逃げ
- 明確なライン設定というより、反応の速さと否定の兆しで判断
やってはいけないパターン
- 保ち合いが**長すぎる(3分足10本以上)**場合
- 割れたあとにすぐ戻される雰囲気があるとき
- 割れ位置から節目までの距離が近い個別銘柄(※日経レバ除く)
補足ポイント
- 「ブレイクしたのに伸びない=熱が冷めている」と割り切る
- 伸びなければ即撤退、反応重視のトレード
- 「第二波でしっかり取る」ではなく、「第二波の初動だけ取る」意識が大事
- 買いでも適用可能。特に寄り付き15分以内。
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