📘 出来高陽線からのフラットベース
● 手法の概要
前場で出来高を伴った陽線が出現したあと、一定時間**狭い値幅で横ばい(=フラットベース)**を形成した銘柄に注目。
そのベースの間に「買い集められている」という仮説のもと、上抜けの兆しを見てエントリーする順張り系の手法。
● 前提条件
-
対象はGUなどで始まった朝一から強い動きを見せた銘柄
-
一本目の陽線が、前日までの一本目よりも明らかに出来高が多いこと
-
フラットベースが20分以上継続していること(3分足7本以上)
-
フラットレンジの値幅は狭く(例:5〜8ティック程度)
-
高値更新・安値割れが起こっていない横ばいが理想
出来高が減少していること。
10時近づいても垂れる気配がないこと。
● エントリータイミング(スタイル別)
-
フラットベース下限付近打診買い。
少し上で逆指値買い。
-
上抜け後の押し目 or 続伸2本目陽線でIN
→ 拾えなかった場合の代替。フェイクに注意
● 利確・損切りルール
-
利確目標は次の価格節目や日足の意識ライン
-
反転の兆し(急な陰線・ヒゲ・出来高減)で利確
-
損切りはエントリー根拠崩れ(=ベース下限割れ or ブレイク失敗時の戻し)
● 注意点・課題
-
ブレイクの瞬間に飛び乗るのはフェイクが多く危険
-
強さの根拠としての出来高が足りないと機能しづらい
● 日足チャートの使用指標(参考)
-
表示:5MA/25MA/VWAP/ボリンジャーバンド(±2σ)/出来高
-
特に「ボリバン+2σタッチ後の横ばい」などは注目
0 件のコメント:
コメントを投稿