▶ 概要
上昇後にじわじわと下げる「ソーサートップ」型の崩れを狙う実戦型トレード手法。ネックラインが明確でないことが多く、だましも多いため、エントリーには補強条件が必須。
▶ 形成条件
高値圏で頂点を丸めるような形状(緩やかな山型)
上ヒゲ・陰線が増えてくる
できれば「じわじわとしたレンジ」で徐々に下げ始めていること
▶ エントリー条件
※定石では「ネックライン割れでエントリー」が一般的とされるが、 ソーサートップは実戦上ネックラインが明確に引けないことが多く、 この手法はそこから意図的に外れた“兆候先取り型”のエントリー手法であることを意識すること。
時間帯:9:45〜10:00、10:45〜11:15(前場で売りが出やすい時間帯)
MA判断:
2分足の5MAが横向きから下向きに変化
実体が5MAを割ったらトリガー
地形条件:
日足の明確なレジスタンス直下に位置している
直下にもみ合いレンジや支えがないこと
▶ スライドエントリーの考え方
【価格の動き】を基に、まずは2分足で実体割れをトリガーに
確信が持てない場合は 3分足 の実体割れまで待つ
フェイクの可能性があるため、時間帯やMA角度、地形の条件をすべて満たしているかを確認する
▶ 損切りルール
3分足5MAを実体で上抜けたら損切り
だましと判断した場合は、立て直しを狙わず撤退
▶ 利確目安
前日安値や直近レンジ下限などのサポートライン
加速する場合はパーシャル利確もOK
とにかく、**「勢いが出始めたら、利確ポイントを明確に意識する」**こと
▶ 補足メモ
ネックラインが明確に引けない場面の方が多いため、前もって兆候で動くことが前提
ただし、その分 補強条件(時間帯・MA・地形)がそろわない場合は見送りが原則
ソーサーボトム型については現時点では本手法の対象外とし、将来的な知見が深まった段階で別途検討する。
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