📘 デイトレ手法名:VWAPリジェクト型だら下げ
■ 手法概要
朝に一度買われた銘柄がVWAPを割り込んだあと、VWAPまで戻るが上抜けられずに売られるパターンを狙う順張りショート手法。
機関や大口がVWAP付近で静かに利確してくる構造に便乗する。だらだらとした下落によりリスクを抑えて利を伸ばしやすい。
■ 想定パターン/地合い
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材料出尽くし/節目到達/地合悪化など「大きな利確が出そうな状況」
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対象は中大型銘柄(機関関与前提)
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日足で上値が重い位置(75MA下やネックライン直下)
■ 時系列での特徴
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寄付きGU → 一度上値を試す → 上ヒゲ陰線で反転
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VWAP割れ → VWAP付近まで戻るが上抜けできない
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VWAP接近時に陰線が出たらエントリー
■ エントリー条件(売り)
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VWAPを一度割ったあと、再接近して陰線反転
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VWAP+ボリバン中央線(20MA)が重なるとより有効
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出来高が増えずに戻している(買いの弱さが見える)
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VWAP付近で打診売り → 再下落開始で追加売り
■ 利確目安
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安値更新が止まり、リバウンドの兆し(出来高増加)
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ボリバン下限との乖離が大きくなったとき
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引けにかけて買い戻しの流れを感じたら手仕舞い
■ 損切り目安
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VWAPを明確に上抜けて滞留(実線で超えた状態が継続)
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直近戻り高値をブレイク
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陽線連発などで買いが優勢に転じた場合
■ 非推奨パターン(NGパターン)
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GDや続き足で底割れ済みの弱すぎる銘柄(→セカンドブレイク型が適)
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VWAPと価格の距離が大きいケース
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明確な上昇トレンド中(押し目で買われる可能性あり)
■ 備考(この手法の位置づけ)
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とんがりコーン型・ダウンペナント型で朝に崩れきらなかった銘柄の「後追い売り」に使える
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機関による静かな利確の構造を前提とした「VWAP便乗型」
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GU銘柄に絞ってスクリーニングすると効率が良い
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